49歳は、結婚相談所で研究~離婚予定者必読~


柴犬(shibainu)ルル日記 到着2日目 初めての足湯


柴犬shibainuルルの日記 子供は、寝るのが仕事だね

昨年の6月、25年目で離婚した私。

離婚前は、離婚したら婚活してもう一度人生をやり直そうと思っていたのに、

いざ離婚すると気力がわきません。

バツイチの友人らがたくさんいるので、その気持ちをラインしたら

「そうだろう、そんな気になんてならないんだよ」

と同じようなことを言われました。

 

それよりやることが、山ほどあるのです。

まず住む場所を探すのが大変でした。

私の希望は、以下の通りでした。

  1. 家賃が3万円以内の激安
  2. プロパンガスは、高いから都市ガス
  3. 土鍋でご飯を炊きたいので、IHじゃないコンロ
  4. 1階は、防犯上怖いので2階以上の部屋
  5. トイレとバスは別
  6. フローリング
  7. ワンルームではないこと、二間の部屋

不動産屋さんに一人で行くのも、初めてでした。

不動産屋さんに行くと、

 

「ご予約はされていますか」

 

と聞かれ、予約してくるとこなの?

と驚きました。

 

そして希望条件を伝えて、案内されたのは

見覚えある建物。

 

そうこれは、殺人事件の犯人が住んでいて

テレビ中継されてたわ~

 

それで4万円台に変更したのです。そのアパートの話もまたおいおい。

 

次に市役所です。まず離婚届、保険証が社会保険から国民健康保険に変わります。

国民健康保険料は、高いと噂には聞いていました。

 

でもそれで終わりじゃないんです。

国民健康保険税、これ知ってます?

私家計のほとんどを、元夫がやってくれていたので、知りませんでした。

 

当時、次の住居を探すまでとの条件付きで、まだ元夫と同居中でした。

このまま国民健康保険税の手続に行き、世帯主は元夫ですということに

なると、国民健康保険税は、ばかみたいに高くなるんです。

世帯全体の収入に課せられるので。

それで世帯分離をすると、何割か軽減されるのでまったく違います。

これから離婚する人は、そこ要注意ですよ。

 

次に厚生年金から国民年金に変更されるので、国民年金を毎月16,340円支払いました。2年前払いが一番お得だというので、それにしました。

すぐにはできず、来年から2年分の前払いにするように処理したと思います。

 

だってお金が無くなって督促状の嵐になったら、怖ろしいですもの。お金があるうちに、なるべく前払いで払う方式をとりました。

今まではサラリーマンの妻で扶養でパート勤めをしてきました。

働き過ぎず、夫の扶養でいれば自分で納めなくていい3号という扱いだったのです。

それともおさらばです。

 

国民年金の額は、所得にかかわらず一律だと、初めて知りました。

 

結婚していたころ16,400円も貯金できなかったのに、それが強制徴収ですか。

パート収入89,000円の私でも同額なの?とがく然としました。

まあ、この年でそれも知らずに生きてきた自分が悪いんですけどね。

 

財産分与をしてもらったので、なんとか生活はできましたが、

日々の支出が収入を上回ることは、数字にうとい私でも分かりました。

これは、時間との勝負だわ。

 

ダブルワークも考えて、派遣に申し込みましたが、49歳は紹介されません。

 

普通の会社と違い、派遣って申し込んでも、返事をくれない組織なんだとわかりました。

 

一度だけ、仕事の紹介がありましたが、大量の荷物を運ぶ仕事で、こんなときだけ

連絡くれるんだなと思いました。

 

こうしていても、私は着実に年を取っていく、効率的に結婚しなくては!

副業として占い師をしていた私が、よくお客様に言っていたのは

 

「白馬の王子様なんて、いないのよ。

運命の出会いも、今までなかったでしょ。

会社と自宅の往復の隙間にうまく入り込む王子様はいないの。

どんどん合コン行ったり、婚活パーティーいったりしましょう。

まず出会わないとね」

 

思いついたら即行動、それが私の特徴。その日のうちに、検索をしまくりました。

どこの結婚相談所がいいのか。

 

口コミを読むと、口コミサイトそのものがうそが多いそうです。

私が選んだのは、ネットで完了する結婚相談所のために、安い料金をウリにしているところでした。

 

でもいろんな結婚相談所が一つのサイトをみられるシステムで、安いのに大手の結婚相談所の人とも出会えるというのです。

会員数が多い、これはいいと思いました。

 

さっそくそこの結婚相談所に入り、写真屋さんにいき撮影をして、データで送信をしました。

 

それから卒業証明書を学校に依頼する手紙を出し、独身証明書を市役所でもらいました。もちろん有料です。

 

独身証明書の存在も知りませんでした。

 

出会い系サイトは、こういう書類の提出がない分、既婚者や遊び半分の人が気軽に登録するらしいです。

ちゃんとした人が登録して本気で婚活してくれる。それを期待して入りました。

 

私の入ったところは、毎週2人の男性を紹介してもらえました。

毎週2人と出会いがあるなんて、普通の生活していたらないでしょ。

 

2人は、性格診断で合う人という触れ込みでした。

毎週2人です、翌週4人、そんなに会えるのかしらと不安になりました。

 

しかし、いざスタートするとその不安はなくなりました。

2人紹介されて、私がサイト上で会いたいと押します。

 

相手が会いたいと押せば、お見合い成立となるんです。

しかし、私に紹介された男性一人には断られました。

 

そしてもう一人は、返事すらよこさず締め切りがすぎるパターンで断られました。

 

結婚相談所のアドバイスで、第一印象が今一つでも積極的に会ってみましょう。

だから私、まったくタイプじゃなかったのに、イエスを押したのに。

く、くやしい

 

たしかに、私のルックスは賞味期限とっくに終わっていました(笑)

公文に子供を迎えに行ったとき、

 

「なーんだお婆さんか」

 

と小学生に言われた過去があります。

 

高望みも身の程知らずもいいとこなんですよね。

 

森高千里も、石田ゆり子も、あの年であんなに可愛いまんま。

それって20歳のころから、私と雲泥の差がもともとありましたからね。

 

あっちが富士の湧き水なら、こっちは泥水みたいなもんですから。

 

話を戻しましょう。

紹介以外に、全男性会員データはいつでも見れて、その中で会いたい人にこちらから

会いたいメッセージを送ることができました。

 

1カ月に10人までだったかな。これは記憶が薄れてはっきりしません。

 

私は同世代と再婚したいと思っていましたが、世の中の男性は

若い人が好きなのですね。

 

同世代は玉砕でした。この表現をすること自体が、やはり49歳。

 

そして私と会いたいとメッセージをくれる人は、60代が主流でした。

みんな自分より10歳くらい若い人がいいのね。

 

私と同世代は子供が欲しいとプロフィールに書いてありました。

これは、どんな手を使ってもできません。

 

というか医学でできたとしても今更、子供を産む勇気も体力も気力もありませんでした。あんな疲れること、この年でできるかっていうのですよ。

 

私の再婚条件を母や子供に話したら激怒されました。

「顔の好きな人と結婚したい」

イケメンじゃなくてもいいから、私の好みの顔の人がいいの。

それで家の中で笑って話ができる人。

 

「その年で顔にこだわるなんて、馬鹿じゃないの」と子供に言われました。

母には、「いい男は浮気するからダメ」

 

たまに、私と年の近い方から申し込みがありました。

写真、年収、趣味、身長、体重、仕事、プロフィールの一言が見れるのですが、

どんなに年収があろうが、まず顔で無理でした。

 

高収入の人からの申し込みがあると、真剣に悩みました。

こんなにお金があったら、苦労しないで生活できるな。安定の二文字が浮かびます。

でも毎日、この顔をみながら生きるって無理だろうな。

 

同級生のMは、ケアマネジャーを長くやってきてとてもストレートにアドバイスをくれる人です。

彼女が言うのです。

 

顔が嫌いなら無理、顔は大事だよ。

姉妹が複数人と男1人の兄弟の人は、男に癖がある。

初めからいいことを並べる男は、信用するな。

 

そして×2の男友達元イケメンYは、こういうのです。

 

ブスは3日みればなれる、美人は飽きるは嘘だぞ。

顔は、何をしてもなれないんだ。

 

そして姑で苦労しているパート仲間のFは、

 

2世帯同居はやめたほうがいいよ。2世帯って言葉に騙されちゃいけない。

 

やっぱり2世帯同居のMも言いました。

 

同じ敷地に義理の姉が住んでいて、我が家のように入り浸られているので、そういう目に合わないようにねと。

 

みな親身に私を思ってくれて、本当にためになりました。

皆共通していたのは、焦るなでした。

時間をかけて見極めろというのです。

 

私は、一年かけて付き合いたい人を見つけて、

もう一年付き合って良かったら結婚しようと計画を立てました。

 

私は自分の好みの顔の人に、積極的に申し込みましたが、ことごとく振られました。

そしてこの結婚相談所では無理かもしれないと考えるようになりました。

毎日サイトをみても、同じような会員で、もう申込したい人もいなかったのです。

 

その時にたまたま、独身の男友達が結婚相談所に入りたいというのです。

彼は大手の結婚相談所の名前を挙げて、そこにしようと思っているけど時間がねというのです。

 

私は彼を占ったとき、とても結婚したい意欲のある人だと分かっていたので、応援していました。

そして、彼が時間がなくて行けないなら、偵察に行ってみようと、問い合わせの電話を入れました。

 

すると即日説明の予約申込となり、冷やかし半分で乗り込みました。

1時間後、冷やかしが本気になり入会していました。簡単な私です。

でももう一つ入りたいと思っていたので、悔いはなかったです。

 

そこは月に一度3人紹介してくれました。会員全員のデータは、見ることができませんでした。

 

それを見ると、女性は年収の高い人に集中。男性は美人に集中して、まったく成立にならないんですとのこと。

 

3人は少ないけど、ゴルフ、旅行、ワイン、お料理などの婚活パーティーイベント満載ですと言われました。

直接会えるってことねと、なんだか楽しみになりパーティーに申込み参加しました。

 

そこで出会った男性たちは、個性的過ぎました。悪い意味で。

これって、もしかしたら申し込んでも会うこと自体ままならない人の集まりではないだろうか。私もそうですけどね 笑

 

だって昼間から酒臭い人とか、やばい薬やってないのかしらと思うほど、顔色が悪い人とか、ぶっきらぼうで話を合わせようとしない人とか、たまにイケメンもいたんですけど、結婚相談所のイケメンって怖いです。こんなイケメンなのに何が問題なのかって、考えてしまいます。

 

そんなこんなで、二度と参加しなくていいやと思いました。

そんな時、今の夫と初めの結婚相談所で出会っていました。

 

プロフィールの趣味が、私とあいそうでした。

 

他の人のプロフィールって、スキューバ、ハイキング、トレッキングとアウトドアが多いんです。そんなスキューバっていきます?見栄はっておしゃれだなって、無理して旅行先で一度やったから書いてるんですか?って聞きたいです。

 

インドアな私からするとトレッキングに行こうなんて誘われたら、どうしようとNGにしました。

 

夫は、ウォーキング、映画、お笑いと書いてあったんです。

ウォーキングは、やりたくないけど、我慢すれば付き合える。

映画もお笑いも大好き。

 

顔は、かなりタイプではなかったのですが、生理的に受け付ける顔でした。何様だよですよね。まったく。

 

で、実際に会ったら、写真と別人だったんです。

太ったそうなんです。その太った顔が、かなり私のタイプだったのです。

 

私のお見合い写真も別人でした。

 

写真屋さんが、

 

「肌が綺麗に見えるように修正しておきますね」

 

と言ったので、

 

「会ってがっかりされると困るので、あまり直さないで下さい」

 

と頼んだのに、実際の写真は若かったですね。笑

 

彼は1年以上結婚相談所で活動してきたそうです。

入った時は、入ればすぐに結婚できるはず。

そう思っていたのに、いざ活動すると不成立の日々。

 

向うから会いたいと言われて会っても、

会った瞬間にこの人タイプじゃないなと思ったのか、

早く帰りたいオーラを出す女性や、

不機嫌になっていく女性、

いくら話をふってもふっても会話が出てこない女性とか、

結構盛り上がっていたなと思っても、断られたとか。

振られるって、精神的にダメージなんですよね。

 

それで婚活する気持ちが、下がりまくり一カ月ほど休んでいたそうなんです。

そこに私からの申し込みがあり、

 

「これは行かないと後悔すると来ました」

 

と言ってくれました。

 

私は、写真が修正しすぎなことをお詫びしたら、

 

想定の範囲内です」

 

とお見合い30回超の経験を踏まえ、みんな写真は30代にしか見えないけど

会うと違うって分かったというのです。

 

この人、おもしろいと思いました。

 

私がマシンガントークで自分のことを話し続けて、すみませんと謝ると

自分が話さなくていいからいいですと、歓迎ムード。

それなら喋っちゃいましょうと、好きなだけ喋りました。

 

結婚しても占いはやめたくないことも、了解してくれました。

これはかなり重要案件でした。宗教みたいだと嫌がる人が多いです。

私は、お客様が「元気が出ました」と帰っていく姿が好きでやっているんですけどね。

 

私が興味のある投資や税金や家電のこと、何を振っても答えてくれて

瞬く間に時間が流れました。

 

初回のお見合いにはルールがあり、一時間で別れることと言わています。

それはどちらかが気に入らなかった場合、それ以上一緒にいることがつらいでしょ。

だからどんなに楽しくても一時間で、お開きなんです。

 

私は2時間近く話しまくり、お店を出たら、お昼時になっていました。

 

だからこれからどうしますかと彼に聞いたら、食事して家電みて帰るというので、

ついて行っていいですかと、食事に行き、食事のあとは家電も見に行ったという厚かましさでした。

 

パーフェクトというルックスでもなかったんです。肩は、ふけだらけだったし、鼻毛も出ているし、耳毛が日本一でている人認定くらい出ていました。

でも、それってマイナスにならなかったです。

 

だって変えられるでしょ。結婚してルックスは、私が変えればいいんです。

 

変えられることは、マイナス要因じゃないんです。

でも会話や顔の内容とか、変えようのないポイントのマイナスがなかったのです。

次のデートで、私がふけが出て困っていた時に、使って良かったシャンプーセットと、鼻毛カッターをプレゼントしました。

 

しかし、使いかけのふけ取りシャンプーがあるからと、それを使い続けていました。

そのシャンプーでフケまみれなのよと、怒りましたけどね。もったいないの精神のある人なので。

 

そんなこんなで瞬く間に結婚に至りました。あれほどじっくり見極めろという友人たちには、言えずにしばらく隠したほどでした。

結局、私は3人目のお見合いで決めました。

運がよかったのでしょう。

 

2つ目の結婚相談所でコンシェルジュに言われたのは、

 

「完璧に気に入った人でなかったら結婚しないことよ。

男の人は、結婚前はあれもするこれもすると調子のいいことばかり並べて、

いざ結婚したら忘れて喧嘩になるんですよ」

 

ここではかなりの資産家を紹介されたりしたんですが断り、原因はたばこですと、言ったら

 

「タバコなんて、止めさせればいいのよ。結婚したい人ならやるわよ。

痩せてほしいと言われてライザップで痩せてきた人も、禁煙した人も見てきているから」

 

というではないですか、へえーそんな男性会ったことないよと思いました。いるらしいです。

 

コンシェルジュの言う通り、うちの夫も結婚前に、お酒ならやめられると言ったのにやめませんでしたからね。

そういうもんなんでしょう。

 

私も言われています。

あの頃はお料理がうまい人なんだなと思ってたよって。

過去形でね。

 

お互い様のようです。でも再婚して幸せです。

 

こんな長文、ここまで読んだ方、あなた本気で離婚したい人ですよね。

 

ある程度のお金を貯めたら、離婚したほうがいいですよ。

 

結婚は、一番そばにいたい人といるための制度です。

一番嫌いな人と、そばにいなくちゃならない制度じゃないんですよ本来。

 

相手が変われば、上手くいくことってあります。私の場合、みんなお見合い相手は、相性占いをしました。笑

初婚の時は、占いやってませんでしたからね。

 

私の場合、妹も弟も友人も、2度目の結婚ですごく幸せになっていたので

私ももう一度と、夢見て実現させたところが大きかったと思っています。

 

そうそうお見合いした60代の男性に言われたんです。

「どうして結婚相談所って49歳の女性が多いんですかね」

って、その方会う人、会う人49歳が続いたそうです。

 

子育てが終わり好きなことをやろうって、思う年なのかもしれないですね。

49歳でも、恥ずかしくも遅くもないです。結婚相談所行ってみませんか。

 

※柴犬の赤ちゃんのYouTubeもやっています。よろしかったら、のぞいてくだいね。

 

婚活コンシェルジュ (結婚相談サービスのあり方を考える)

婚活コンシェルジュ (結婚相談サービスのあり方を考える)

 

 

 

三大婚活攻略法―1年以内に結婚したい人のバイブル

三大婚活攻略法―1年以内に結婚したい人のバイブル